メディア・取材履歴
経済リポート 2024年03月20日号 に掲載されました。
経済リポート 2024年03月20日号 に掲載されました。
三原三共アメニティ
リフォーム需要の高まりで受注増
工務店向けのサービス強化
人材育成でニーズに対応
シロアリなど害虫駆除業の㈱三原三共アメニティ(沖迫義樹社長)は、リフォーム需要の高まりもあって、床下点検や害虫駆除の受注が増えている。古い住居をリノベーションする工務店からの引き合いがあり、社員教育に力を入れ、サービスをブラッシュアップし対応する考えだ。
人手不足を経営課題とする地場の工務店向けに施工物件のアフターメンテナンスを請け負うサービスが受けている。備後地区でもSDGs(持続可能な開発目標)の浸透もあって、リフォーム需要が高まる中、リノベーションでは福山市を中心に尾道、三原市で、中古物件の改築の際での点検や害虫駆除のための薬剤散布の引き合いが増えた。
新型コロナウイルスの感染法上の第五類への移行で外出志向が強まったが、リフォームの人気もあって2024年3月期は1割の増収の見込み。受注の伸びに対応するよう、外部講師を招いた社内セミナーなどの社員教育体制も整備。また、外部人材を活用し、SNSを使ったマーケティングにも着手した。
沖迫社長(47)は「セールスフォースを使った営業スキルの共有などで受注の底上げをしており、初夏の繁忙期に向け受注活動を進めたい」と話した。
同社は1965年設立。資本金1千万円、関連のリリーフ㈱含めた従業員は51人。
2024年03月26日