メディア・取材履歴
経済リポート 2022年03月10日号 に掲載されました。
経済リポート 2022年03月10日号 に掲載されました。
三原三共アメニティ 副社長 沖迫義樹さん
リリーフ㈱ 代表取締役 おきさこよしき(45)
在宅傾向で受注増加
広島県内の営業強化
シロアリなど害虫駆除業の㈱三原三共アメニティ(沖迫忠義社長)と関連会社のリリーフ㈱(愛媛県松山市)はコロナ禍での在宅傾向もあって受注が好調に推移しているという。シロアリ駆除を主力に、住宅基礎コンクリートのひび割れ補修のサービスも新たに加えた。沖迫副社長は「新商材含めた提案力で福山や三原市など広島県内での受注を伸ばしたい」と話す。
在宅傾向で住宅設備市場は活況を呈しており、新商材の住宅基礎コンクリートのひび割れ補修の「注入ドーム工法」などの提案で受注を引き出す。提案力もあって商圏は広島、愛媛県に加え、関連会社のリリーフで大阪、京都府や奈良、兵庫県を網羅。グループで6府県への進出を果たした。
広島県内の害虫駆除業者では従業員数53人と最大規模。従業員の平均年齢は45歳前後と子育て世代も多く、働きやすい職場環境づくりに注力。広島県働き方改革実践企業のほか、昨年2月には中小企業庁から「事業継続力強化計画」にも認定され、感染症対策を強め、社員の定着率も上げた。
福山経営研究会では事務局長を務めるほか、グロービス経営大学院では来年3月をメドにMBA(経営学修士)を取得する見込み。「工務店向けの販路拡大で、今期はコロナ禍前比102%の売上を予測しています。在宅傾向の中、受注を伸ばしたい」。
2022年03月8日